『生きのびるための事務』著者:坂口恭平、出版社:マガジンハウス
読み終わりは数ヶ月前 (2025年1月だったか?)。 平積みで話題になっていて話題になっていて、マンガベースで読みやすそう、自分も実践に繋がるかもしれないという期待から手に取った。何より、地味な「事務」をタイトルにしているところが気になった。「生きのびる」というより「より楽しく生きる」ための考え方・姿勢を軸にしつつ、これを「事務」具体的には「スケジューリング」と「お金の管理」の2つの視点から実現まで持っていこうという内容だ。
自分のやりたい事って何だろうという意識高い系になりがちな疑問は持たなくても、時間とお金の使い方は見直したいなと感じている人は手に取って損はないと思う。マンガ調なのであっという間、なんなら本屋さんからの帰りの電車のなかですべて読める。
未来の自分には一秒たりとも好きでない時間は入れない
この本でとくに印象に残ったのは、「未来の一日のスケジュールに、やりたくないことを1秒も入れない」という考え方である。その発想を持つことで、日々の選択や予定の組み方が変わってくる。時間もお金も「自分を支えるための資源」として扱い、それらを通じて将来を形にしていく姿勢が示されていた。
仕事をするならば「自分がやりたいこと」ではなく「自分が求められていること」も質高くやっていく必要があるしそれがプロだと思っているので、必ずしも全ての時間を「やりたいこと」だけで埋めることが万人にとって実践可能ではない。けれども、やりたいことだけで人生を満たすという視点自体は忘れずに持ち続けたい。「1秒を削り出す」工夫が好きな私だが、削り出した1秒を何に使うかという着眼点を与えてくれた。
『時間のデザイン』と複合して行動を変えている
「やりたいことで一日を満たす」という姿勢は、日々のスケジューリングにおいて意識するようになっている。超実践的な『時間のデザイン』に従って日々の振り返り・今日やることを毎朝やっているのだが、ここで「やりたいことは入っているか?やりたくないことが多くかないか?」は自然と意識するようになっている。
ライフハック系の本は読んだだけで何だか気持ちよくなり、それだけでもプラスではあるけれど、やっぱり行動に移してこそなんぼ。そうすることで、自分用のカスタマイズが出来てくる。以下に紹介する『時間のデザイン』と出会えたタイミングも素晴らしく、今回は行動に移せていてとても嬉しい。
関連書籍
『時間のデザイン』著者:井上新八、サンクチュアリ出版 この記事を書いている時点では読んでいる途中。ここまで自分の行動を変えるきっかけを与えてくれた本は稀なこと。超オススメである。

