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『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆 - いつだって新しい興味(シグナル)はノイズから出てくる

なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書)

なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書)

三宅香帆/集英社

ブログや書店でも多く取り上げられている話題書で、題名を知ったときから読みたいと思った。まさに自分の今の状況ではないか、どうやったらこれを打開できるのか知りたい、と。

どうやったら働いていながらも読書が出来るようになるか、というハウツーを求めているならば期待外れだろう。しかし、読書と労働の関係を通じての日本近代の労働の変遷を知るにはうってつけである。まさに筆者が言うとおり「どうやったら本を読めるのか」というピュアな情報を求めたところ日本の労働史という『ノイズ、文脈』に触れられ、自分の新たなアンテナを得る手助けをしてくれた。

最終章で紹介されている「半身で働こう、残りの半身で読書を楽しもう」は賛同するが、半身 x 3, 4 と増えて自分を追い込みそうなので実践は難しそうだ。そのなかで「自分の趣味と合うブログやアカウントをフォローし、次に読みたい本の情報が流れ込んでくるようにしておく」という手法は、自分も実践していて効果がある。細々で良いから、読書の流れの空白を作らないというのが大事。何事も一回辞めたことをやり直し始めることは難しい。


CC BY-NC 4.0

この記事は CC BY-NC 4.0 ライセンス(表示・非営利)で公開しています。

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